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所長だより

2024年10月1日

「インボイス制度から一年

 今年の暑い夏がようやく落ち着き、朝夕が少し涼しくなってきました。日の入りが一気に早くなり、秋の気配を感じています。そうこうしているうちに、あっという間に年末がやってきそうです。

 昨年から導入されているインボイス制度も、丸一年が経過しました。まだまだ手探りの部分は多いですが、徐々に社会に浸透している様に感じています。税務調査等での指摘事例も今のところなく、実務的にはあるがままを粛々と処理している状況です。ただその受け入れにあたっては、やはり会計のより一層のデジタル化が避けられない状況は続いています。

 猛暑のおかげで今年の秋は短いのでは、と言われています。そんな中ではありますが、せっかくの良い季節を楽しめたらと思っています。


所長  古谷 玲

2024年8月1日

「お盆休み

 今年の梅雨は期間が短く、一気に暑い夏が来たように感じています。

またその夏も猛暑の様で、日中の外出には気を付ける毎日が続いています。

気持ちの切り替えが必要ですが、特別暑い夏を何とか楽しめたらと思います。

 今回のお盆休みは「働き方」の変化に伴い、かなり長い期間のお休みを取られる企業が多くなってきました。我々の顧問先企業においても、一週間のお盆休みを計画されているところも結構おられます。企業収益への影響が大きくなりますが、外部環境変化に上手く対応していく必要がありそうです。


 熱中症に気を付けるのも当然ですが、コロナも依然流行しているようです。体調管理に気を付けながら、オリンピックと共に暑い夏を乗り切りたいと思っています。


所長  古谷 玲

2024年6月1日

「利益

 今年も税理士法人にとって第2繁忙期の5月が終了し、少し落ち着いた6月を迎えています。あっという間に暑い夏が到来しそうですが、梅雨も含めて良い季節を楽しめたらと思います。

さて今回も3月末決算法人の申告が終了しましたが、利益を出されている法人が多い傾向にありました。コロナ禍が明けて1年ちょっと、業種業態に関わらず、企業業績にも明暗が出てきているように感じます。これからは利益を出すことが今まで以上に求められると共に、会社存続の大きな条件の1つになりそうです。

また6月からは定額減税がスタートします。会社側の事務処理量が増加しそうですが、しっかりと対応していきましょう。

所長  古谷 玲

2024年4月1日

「立春大吉

 今年は桜の開花が当初の予想より少し延びているようです。3月後半に寒の戻りがあり、桜も出遅れている様です。ただ4月に入ると一気に春爛漫を感じる季節の到来です。短い期間ではありますが、春を楽しみたいものです。

 最近「立春大吉」という言葉に出会いました。春になると芽が出て、花が咲いて、実になるということです。当たり前のことですが、なかなか芽が出て、花が咲き、実になるところまで待つのは根気のいる仕事です。社内における人材育成も、「立春大吉」の精神で心ながく待つことが大切ではないかと感じました。


今後の景気の先行きが不透明な部分は続きますが、しっかりと時代の方向性を捉え、時流に沿った経営を意識していきたいものです。


所長  古谷 玲

2024年2月1日

「令和6年の経営環境

 令和6年度(甲辰)がスタートしました。今年は世界的に選挙が行われ、それにより色々なことが「決定」されていく年になりそうです。その先にある変化に目を向けながら、経営のかじ取りをしていきたいと思います。

 さて、今年も日本経営合理化協会の牟田太陽さんが毎年出されている、経営環境の四大指標を紹介したいと思います。昨年と大きくは変わりませんが、ご参考になさって下さい。

「公共投資」  100点  公共投資は日本の柱、今年も拡充される

「個人消費」  60点  コロナ後の回復が鈍い

「設備投資」  60点  ばらつきはみられるが拡充していく

「住宅投資」  50点  全国的に地価の上昇がみられる

 今年に決定されたことを受け、これからの世の中の仕組みが変化していく一年になりそうです。毎年ながら外部環境の変化にしっかりと対応し、⻑期的な⽅針を⽴てていきたいものです。


所長  古谷 玲

2023年12月1日

「師走

 今年は比較的暖かい秋が続きましたが、先月後半から一気に寒い日が増えてきました。一日の寒暖差と、日替わりの寒暖差が大きく、体調管理が難しい季節到来です。毎年のことですが年末は何かと業務に追われがちですが、心にゆとりをもって師走を楽しみたいものです。

  寒い季節になると我々も繁忙期の到来です。年末調整、確定申告と一気に仕事の波が押し寄せてきます。また本年度は10月からのインボイス導入により、免税業者から課税事業者への新規登録等を含め、消費税の取り扱いが大きく変わってきています。少しでも不安を感じられたら、監査担当者にご相談ください。

 今年はコロナが明けての久しぶりの年末年始です。法人、個人ともに忘年会が盛んにおこなわれる予定のようです。リアルでしか味わえない時間を楽しんでいけたらと思います。


所長  古谷 玲

2023年10月1日

「インボイス制度スタート

 今年も暑い夏が終わり、秋の気配を感じる季節になりました。10月に入り、令和5年も残り3ヶ月となってきました。日の入りの時間が毎日早くなる中、秋の夜長を楽しむ余裕を持てたらと思っています。

 今月からインボイス制度がいよいよスタートしています。これまでに準備はしてきていますが、実際に実務的な対応はこれからです。様々な疑問や問題が出てくるとは思いますが、それらの問題を課題に変えてスムーズな制度移行を進めていけたらと考えています。皆様には色々と御手間をおかけしますが、ご協力の程よろしくお願いいたします。

 年が明けると電子帳簿保存法の本格運用もスタートします。我々としても時代に合った、より一層のデジタル化の推奨をしていきたいと思っています。次の時代に向かって進んでいきましょう。


所長  古谷 玲

2023年8月1日

「デジタル化推進

 今年の梅雨は雨の多い日が続きましたが、無事に梅雨が明け暑い夏がやって来ました。あっという間に終わる夏ですが、コロナ禍ではない夏を楽しめたらと思っています。

夏が終われば10月からはいよいよインボイス制度がスタートします。また来年1月からは、電子帳簿保存法による帳簿書類のデータ保存化が本格化します。この2つの制度のベースとして、デジタル化推進が欠かせないものとなってきます。今後の税務行政の方向性としても、デジタル化をいかに進めていくかが大きなテーマとなります。またそれらに携わる我々も、デジタル化推進が大きな乗り越えるべき課題となってきています。これからの2年間ほどは、大きな変化に対する過渡期となりそうです。

出来る、出来ないは別として、デジタル化と言う時代に対応していきたいものです。皆さん、楽しみながら頑張りましょう。


所長  古谷 玲

2023年6月1日

「K字回復

 今年は5月からの梅雨入りということで、例年より早い梅雨の時期になりました。少し不安定な季節ですが、夏の到来の前準備として捉え、雨も楽しめたらと思います。

 先月末で3月決算が終了しました。各社とも業績はそう悪くないところが多く、ホッとしています。ただこれからの業績が不透明で、翌期の予想が立てにくい、と話される経営者が多かったです。また最近我々が感じるのは同じ業界でも、業績の良い会社と悪い会社がはっきりしてきていることです。今後は業界全体が「V字」回復するのではなく、良い会社とそうでない会社に分かれていく、「K字」回復になっていくであろうと実感しています。


 まだまだ外部環境は不透明ではありますが、しっかりと現状をとらえて良い会社を作っていきたいものです。頑張りましょう。


所長  古谷 玲

2023年4月1日

「柔軟な対応

 今年も繁忙期が終了し4月に入り、気持ちの良い季節になってきました。中々マスクから解放されるところまでは時間がかかりそうですが、しっかり春を感じていきたいと思っています。

 さて今回の確定申告を通して感じるのは、デジタル化が一段と進んでいることです。電子申告・スマホ申告、そして電子納税が主流となり、税務申告関連に付いても後戻りできない環境になっているのを感じます。柔軟に時代対応しながら、皆様の事業継続のお手伝いを出来たらと願っております。

 ただ様々なことが一気にコロナ前に戻ろうとしています。戻るもの、戻らないもの、をしっかりと見極め、時代に合った対応をすると共に、機会損失の無いようにしていきたいものです。コロナ後の経済は色々な意味で不安定で、まだまだ予断を許す状況ではなさそうです、気を付けてまいりましょう。


所長  古谷 玲

2023年2月1日

「令和5年の経営環境

 令和5年度がスタートしました。これからはアフターコロナをしっかりと見据えた方針を、いかに早くたてることが出来るかが大切になってくると思われます。その為には今の自社の現状をしっかりと把握すると共に、外部環境分析も必要となってきます。

 さて今年も日本経営合理化協会の牟田太陽さんが毎年出されている、経営環境の四大指標を紹介したいと思います。昨年と大きくは変わりませんが、ご参考になさって下さい。

「公共投資」   100点  ただ公共投資も二極化がはっきりとしてきた

「個人消費」     60点  消費活動指数は増加傾向にある

「設備投資」     40点  コロナの先を見据えた投資を考える

「住宅投資」     40点  日銀の長期金利の水準にも注意が必要


 今年もまだまだ不透明な部分は多くありますが、次のステップに向けしっかりと前を向いて進んでいきたいものです。


所長  古谷 玲

2022年12月1日

「企業の存在価値

 今年の秋は寒暖差があるものの、過ごしやすい日が続きました。そろそろ師走に入り、一気に寒い日が増えそうです。体調管理に気を付けながら、今年一年の締めくくりをしっかりとしていきたいものです。

 さてコロナも第8波の足音が聞こえていますが、行動規制は敷かれることなく経済は回り続けています。また、コロナ融資の返済等も一部始まりだしており、これからは企業の基本的な存在価値が試される時期に入ってきたように感じます。すなわち「存在価値=利益をいかに出し続けることが出来るのか」が問われることになるのではないでしょうか。

 まだまだ円安・ウクライナでの戦争・インボイス制度の導入等、外部環境が不透明さを増してきています。そんな中ではありますが、利益目標をしっかりと立て、事業計画を作成していくことが大切になってくるかと思われます。我々会計事務所としても、その一助を担えればと感じています。頑張ってまいりましょう。


所長  古谷 玲

2022年10月1日

「ポスコロ事業の推進

 今年も特別に暑く、長い夏が終了しました。これから少しずつ秋の気配が感じられる季節に入っていくことと思います。季節の変化からは何事にも終わりがあり、次のステップがあることを教えられます。

 コロナ禍も第7波が少し落ち着いてきた様に感じられます。そんな中、いま政府が進めているのがポスコロ事業(ポストコロナ持続的発展計画事業)の推進です。簡単に言うと、コロナの影響により売り上げ減少・借入増大している中、資金繰り等の経営改善を支援する取り組みです。この様なコロナ後の経済をどう立て直していくのかが、これからの大きな課題になってきます。我々も経営計画策定を通じて、支援させていただいています。企業の永続を目指して進んでまいりましょう。

 まだまだ予断は許さない状況とは思いますが、季節の変わり目に気を付けながら、環境変化にも注意していきたいと思います。

所長  古谷 玲

2022年8月1日

「その後の経済

 今年の梅雨は6月中に梅雨明け宣言されるという、異例の年になりました。その分夏が非常に長く感じられ、暑さに苦しめられている感じを強く受けています。コロナ禍ではありますが、マスクの着用の有無を含めて臨機応変な対応をしていきたいと考えています。 

 そのコロナ禍も第7波の真っただ中となってきました。確かに陽性者数は多いものの、前回にも書かせていただきましたが、その先の対応を考えていく段階のように感じています。我々経営者としてその後の経済について、手を打っていく準備が必要かと思います。コロナ融資返済への資金管理、売上の動向、情報のデジタル化等、挙げれば切りが無いようにも思えるなか、何に優先順位をつけていくかが大きなポイントの様に感じられます。

 まだまだ暑い日が続き、色んな意味で耐える日々が続くとは思いますが、希望をもって進んでいきたいと思います。頑張りましょう。

所長  古谷 玲

2022年6月1日

「この先への対応

 今年のゴールデンウィークそして5月は、これまでのコロナ禍とは違った 1ヶ月間と感じました。観光地では人出が多く、繁華街も多くの人で賑わっていました。海外の方はほとんど見かけませんでしたが、もう少しするとインバウンドの受入れも順次進んでいく様子です。


 コロナ禍で大きく日常が変化しました。どこまで以前の状況に戻り、どこからが戻らないのか。そこにウクライナ情勢による物価上昇、DXによるデジタル化の大きな波が目の前に来ています。これに対してしっかりと対応していくことが、我々経営者に突きつけられている大きな課題の様に感じています。

 

 大企業と比べ我々中小零細企業は変化対応には慣れているのではないでしょうか。今回も様々な課題に対して、しっかりと対応していきたいと考えています。常に準備をしながら、頑張りましょう。


所長  古谷 玲

2022年4月1日

「変化の先

 今年も繁忙期である3月が終了し、暖かい季節になってきました。我々もコロナ禍での確定申告が、今回で3回目となりました。一昨年、昨年と申告期限の延長がなされましたが、本年度は期限延長が無く、申告ごとの個別延長が認められるに留まりました。こういったところからも、社会全体が少しずつこの変化に慣れてきたのを感じています。


そんな中この変化の先に何が見えるのか、を考えさせられることが多くなってきました。それは「企業のあり方」、「経営のあり方」を含めた「全てのあり方」にまで及んでいる気がします。


 少しずつ見えてくる「変化の先」にアンテナを張りつつ前に進んでいきたいと思います。またその変化の先を楽しめたら、と願っています。


所長  古谷 玲

2022年2月1日

「令和4年の経営環境

 令和4年度がスタートしました。年末年始に落ち着いていたコロナも、第6波が来たことにより経済活動にも大きな影響を与えています。今年のテーマはそのコロナとの共存の中での「開拓」となりそうですが、今までと違いかなり知恵を絞った対応を求められそうです。

 さて今年も日本経営合理化協会の牟田太陽さんが毎年出されている、経営環境の四大指標を紹介したいと思います。ご参考になさって下さい。


 「公共投資」   100点  ただ増加と減少がはっきりと分かれてきた

 「個人消費」    60点  コロナ禍における精神的な安定がポイント

 「設備投資」    40点  コロナの先を見据えた投資を考える

 「住宅投資」    40点  税制が逆風となる。多様化への対応が必要


 今年は様々な状況下で「スピード」が求められる年になりそうです。常にスピード感を持って対応していきたいと思います。

所長  古谷 玲

2021年12月1日

「不透明な時代

 今年も師走を迎え令和3年が終了しようとしています。振り返ればオリンピック・衆議院選挙と色々な出来事があった1年でしたが、あっという間の1年とも感じています。


 さて今現在はコロナ禍ではありますが、日本はかなり落ち着いた状態が続いています。ただ海外に目を向けるとまだまだ国や地域により大きく差が出てきており、今後の状況は不透明な部分を多く感じています。そんな中での企業経営は大変な時代ですが、あらゆる状況を想定して進んでいくしかないかもしれません。


 不透明な時代だからこそ、小回りの利く中小企業ができることも多いと思います。チャンスととらえて頑張りたいものです。


所長  古谷 玲

2021年10月1日

「緊急時代宣言の解除

 10月に入りしっかりと秋めいてきました。前月までの暑さは嘘のようで、気が付けば年末が見えてくるような季節到来です。


 また今月から緊急事態宣言が全面的に解除される予定です。年末に向けてあわただしくなる中、かなり不安要素は多いのかな、と感じています。ある人はコロナウイルスの第6波は確実に11月末に来る、と予想される人もおられます。コロナとの共存といった観点から、気を付けて日常生活を送っていきたいと思います。


 朝晩の気温差が大きくなってきました。基本的な体調管理に気を付けて、秋の夜長を楽しんでいけたらと思います。

所長  古谷 玲

2021年8月1日

「東京オリンピックで思うこと

 長かった梅雨が明けると、特別暑い夏が待っていました。コロナ禍と言うこともあり、なかなか夏を満喫できず自宅でオリンピック観戦をしておられる方も多いかと思います。


 私自身も今回のオリンピック開催には冷静な立場でしたが、いざ開催されるとTVの前に釘付けになっていることが多くなっています。無観客とはいえスポーツの祭典はやはり魅力的です。


 そんな東京オリンピックですが見方を変えると、経営のヒントになるトピックがチラホラと見られたりします。こういった大きなイベントの開催は、アフターコロナに向けて世の中の「兆し」を読むにはいい機会なのかもしれません。常にアンテナを立てていたいものです。


所長  古谷 玲

2021年6月1日

「デジタル化を手段として

 今年は記録的なスピードでの梅雨入りが発表され、雨の日を多く感じる6月になっています。緊急事態も再延長され長期戦の雰囲気が色濃くなってきました。ワクチンの接種が待たれますが、こちらも少し長い目で見ていかなければいけないようです。


 最近よくDX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉を耳にすることが多くなってきました。簡単に言うと「デジタル化を進めるのではなく、デジタル化を手段として組織そのものをより時代対応的なものになるよう変革を進める」と理解できるようです。

 

  いま閉塞感のある現状ですが、デジタル化を手段として事業の存続を図っていくのも必要かもしれません。前向きに頑張りましょう。


所長  古谷 玲

2021年3月31日

「長期戦

 今年もあっという間に3月が終了し、暖かい日が多くなってきました。当事務所も繁忙期が終了し、コロナ禍での確定申告の経験も2回目となっています。実は今年度も申告期限が4月15日まで延長されており、今現時点で申告期限は終了していません。ただ、そういったイレギュラーな状況にも少し慣れてきた感じがしています。

 コロナ禍が長期化している中、様々な変化が身近なところで起こっています。「経営とは変化対応業」と捉えると、今我々経営者はその変化にいかに対応をしていくのか、を迫られているようにも感じます。


所長  古谷 玲

2021年1月31日

「令和3年の経営環境

 令和3年度は、これまで経験の無い不透明なスタートを切っています。そんな中、今年のテーマは「清算」になりそうです。次の時代を見据えて、捨てるべきものを明確にしていく事が大切なのかもしれません。

 さて今年も日本経営合理化協会の牟田太陽さんが毎年出されている、経営環境の四大指標を紹介したいと思います。ご参考になさってください。

「公共投資」   100点  防災・国土強靭化の延長で高い水準にある

「個人消費」    40点  所得の減少からの落ち込みが深刻

「設備投資」    40点  企業の設備投資の底打ちが予想される

「住宅投資」    60点  リモートによるニーズの多様化がポイント

 今年は外部環境変化を「脅威」と捉えるか、「機会」と捉えることが出来るか、大きく分かれる一年になりそうです。自社の強みを生かしていきましょう。

所長  古谷 玲

2020年11月30日

変化に対応する

 本年度も残り僅かとなってきました。今年の年末年始はいつもと違う様相になりそうですが、繁忙期をしっかりと乗り切っていきたいと考えています。

 さて令和3年度も、まだまだ大きな外部環境変化に伴う対応を迫られると感じています。その為には現状をしっかりと認識して、起こりうるであろう変化に対応していくしかない、と考えています。

 我々中小企業にしかできない変化対応があるかもしれません。何とか変化をチャンスにとらえていきたいものです。頑張りましょう!

所長  古谷 玲

2020年9月30日

「現状を認識する

 残暑が厳しかった令和2年の夏が終了し、一気に秋めいてきました。いつもとは違う秋になりそうですが、夜長を楽しみたいと思っています。

 さて外部環境に大きな変化が訪れて、はや半年が経とうとしています。すべての人がこの6ヶ月間で、今までに無い様々な経験をされたことと思います。そんな中今必要なのは、一旦社会・会社・個人の現状を整理し認識した上で、次のステップに向かっていく事では無いかと感じています。

 今年も残すところ3カ月を切ってきました。来るべき冬に備えてしっかりと準備していきたいと思います。

所長  古谷 玲

2020年7月31日

「2年後の新しい生活様式を考える

 今年の梅雨は大雨を伴い、長期間にわたりました。本年は例年と違った気候や外部環境変化が起こり、色々な事が一気に押し寄せ、個人として経営者として何かを試されているようにすら感じます。

 またそれに伴い我々の生活様式も変化を迫られ、その対応に試行錯誤が続く日々が続いています。そんな目の前の問題対応に苦労する中、経営者としてはもう少し先の状況をイメージしていく必要があるのかもしれません。

 今回の外部環境変化は長期戦が予想されます。2年後に来るであろう新しい生活様式に向けて、会社・業界をイメージして経営していく事が試されているような気がします。

所長  古谷 玲

2020年5月31日

「新しい生活様式

 今年の5月は良いお天気が続き、新緑が映える気持ちのいい日が多かったように感じています。そんな中経験したことの無い大きな外部環境変化の下、非常事態宣言を経験し、色々なことを考えさせられた約2ヶ月間でした。

 個人の生活もさる事ながら、企業における仕事の「あり方」が色々な形で問われています。これから時間を掛けて考えていかなければならないのは、新型コロナウイルスとの共存と新しい生活様式に付いてかもしれません。

 今この時点で長期的な視野を持つことは難しいですが、2年後にどのような新しい生活様式に移行しているのか? をイメージしていくことが大切になってくるように感じています。手探りの中、自分自身の知恵を信じて前に進んで行きましょう。

所長  古谷 玲

2020年3月31日

「経験したことの無い大きな変化

 今年の冬は暖冬で、春も早めにやって来ました。いつもこの時期は確定申告終了のお知らせをさせていただいていますが、年度はまだ申告期限が終了しておりません。今まで経験したことの無い状況です。その原因は皆さんご承知のように、今回の新型コロナウイルスになってきます。

 確定申告期延長はほんの一例で、ほぼ毎日我々が経験したことの無い状況が次々とやってきています。経験したことの無い現状を打開していくには、自分自身の経験から新しい知恵を生かしていく以外ないのではないかと感じています。

 今の状況を受け入れた上で知恵を生かし、経験したことの無い大きな変化に対応していきたいと願っております。頑張りましょう!

所長  古谷 玲

2020年1月31日

「令和2年の経営環境」

 令和2年度は東京オリンピックの開催もあり、基本的には好調が予想されます。ただ中国の新型肺炎拡大や米中貿易摩擦等、外部環境変化も大きく影響してきています。どんな変化にも対応できる準備が必要かもしれません。

 さて今年も日本経営合理化協会の牟田太陽さんが毎年出されている経営環境の四大指標を紹介したいと思います。参考にされてみて下さい。

「公共投資」    90点  五輪に向けての最終調整等で好調

「個人消費」    60点  消費税増税に伴う影響が残る

「設備投資」    70点  低コストでの資金調達が後押し

「住宅投資」    60点  今後のキーワードはIOTAI

 今年は「脅威」と「機会」が同時にやってくる一年になりそうです。しっかりと世の中の「兆し」を見極めて、良い一年にしていきたいものです。

所長  古谷 玲

2019年11月30日

「軽減税率制度の実施」

 ある勉強会で、これからの経営について「今の延長線上で来年を考えない方が良いですよ」というお話をいただきました。これから来るデジタルフローの波はかなり大きいものになりますよ、という意味が含まれています。

 ただそんな時代だからこそ「人間性経営」が今一度必要ということも併せて伝えられました。つまり社員さん一人一人が今までに経験したことのない問題に直面した時、「問題を課題に変える力」を持っているかどうかが大きなポイントということのようです。

 令和2年は東京オリンピックが開催され、第5世代移動通信システムが本格的に導入される年でもあります。そういった中、今一度人財育成の原点に立ち返る一年にしていきたいと思います。

所長  古谷 玲

2019年9月30日

「軽減税率制度の実施」

 残暑も落ち着き、秋のいい季節が到来しました。今年1年も残り3ヶ月を切ってくる中、秋の夜長を楽しんでいきたいと思っています。

 さて6月号でも少しふれましたが、今月から消費税率の10%引上げと軽減税率の導入が実施されました。最初は現場が少し混乱する部分もあるとは思いますが、しっかりと増税と向き合っていきたいと思っています。

 また恒例のフタモ会経営者勉強会もスタートしました。今年度は毎回テーマを持って企業訪問をする中、学びを自社の経営に生かしていきたいと思っています。興味のある方はご参加お待ちしております。

所長  古谷 玲

2019年7月31日

「コミュニケーション」

 今年は遅い梅雨が明けて、一気に暑い夏がやってきたように感じています。この時期はお盆休みもあり、個人も企業も少し落ち着く季節ではないでしょうか。

 最近、研修に参加する中でコミュニケーションに付いて勉強することが多くなってきました。その中で、面白い言葉と出会ったので紹介したいと思います。

『 半年に1回飲み会をするよりも、

  3か月に1回ランチを食べる方が良い

  3ヶ月に1回ランチを食べるよりも、

  毎月1回1時間話した方が良い

  毎月1回1時間話すよりも、

  毎週30分ずつ話した方が良い

  コミュニケーションは頻度と質が大事 』

 これからの時代は、人財育成が会社の存続を決めるといっても過言ではないかと思います。社内でのコミュニケーションの在り方を考え直させられます。

所長  古谷 玲

2019年5月31日

 今年は令和元年ということもあり、また十連休も重なり色々と新鮮な五月でした。新年号に入ってから一ヶ月が過ぎ、少し落ち着いてきたように感じています。

 六月に入り改正消費税導入まで残り四ヶ月を切ってきました。今回は消費税の10%引上げと軽減税率の導入がなされます。ただその先にはインボイス方式である「適格請求書等保存方式」の導入があります。

 今回の改正消費税をインボイス方式の導入に向けてのステップである、と考えると非常に重要な改正であることがわかります。今月から監査担当者がお伺いさせていただいた際に、このインボイス方式の詳細についてお話しさせていただきます。

所長  古谷 玲

2019年3月31日

2019年1月31日

「平成31年の経営環境」

所長  古谷 玲

2018年11月30日

「大阪万博開催決定」

 急に寒い日が増えてきた秋の季節に、良いニュースが入ってきました。2025年国際博覧会の大阪での開催が11月24日に決定しました。

大阪は日本第2の都市と言われながら、経済的には東京との差を感じることが多い近年でした。そういった中で今回の開催決定は悲願でもあり、関西の起爆剤にもなるのではないかと期待しています。

 開催場所である「夢洲」は「舞洲」の向こうにあり、知る人は意外に少ないかもしれません。まだ何もない場所ですが、そこでの開催に向けてインフラ整備等がこれから進められていきます。そこから派生する経済効果はおそらく想像を超えてくるかと思います。

 外部環境は追い風になってきますが、それに向けて自社内部の体制をしっかりと作っていきたいものです。

所長  古谷 玲

2018年9月28日

「働き方改革」

 今年は台風と共に夏が終わり、気がつけば秋の気配を感じています。そんな中、残りわずかな平成最後の秋を楽しみたいと思っています。

 先日プライベートで総務省の方と「働き方改革」に付いて考える機会がありました。国家公務員の働き方改革、そして働き方改革は何処から来たのか?と言った普段は聞けない本音のお話を聞かせていただきました。

 結論から言うと、公務員が一番働き方改革から遠い所にあるのではないか。また中小企業の方が柔軟に「働き方改革」に対応できるのではないか、とお話しされていました。

 これからの少子化時代に向けて「働き方」は新しいステージに入って来た様です。また自社の変革も問われている様に感じました。

所長  古谷 玲

2018年7月24日

 毎日本当に暑い日が続きます。例年より早く梅雨が明けて、かなり長く厳しい夏が続いています。今年は身近に熱中症に掛かった人もおられます、体調管理には気を付けて残暑を乗り切っていきましょう。
 さてこの秋から「業績アップ」についての勉強会を6回シリーズで開催していきます。昨年は経営理念に付いての勉強会で、かなり深い勉強会になりました。今回は「自社の損益構造」を見直して利益の出る仕組みについて考える、がテーマとなってきます。9月からのスタートです、残暑が続きますが一緒に学んでいきませんか?

損益構造の改善・改革

所長  古谷 玲

2018年5月30日

「人生観」

 また今年も五月が終了し、確定申告期・三月決算期が終わり梅雨の六月を迎えようとしています。自分自身の感覚として、毎年一年間の過ぎるのが少しずつ早くなってきたように感じています。
 そんな中、最近「人生観」について考える機会がありました。日頃余り使わない言葉ですが、簡単に言えば「もっと幸せになりたいと思う中、より良い生き方について考える」が基本となるようです。日々の生活の中で余り考える事のない「人生観」ですが、時間のあるときにじっくりと考えてみるのも良いかもしれません。今年の後半は、真面目にこの人生観と向き合っていきたいと思っています。

人生観

所長  古谷 玲

2018年3月29日

「兆し(きざし)」

 今年の春は例年になく早くやって来ました。一気に暖かくなり、体調管理の難しい季節になってきています。気を付けて過ごしていきたいと思います。
 さて本年度は外部環境がそう大きく変化しない一年になりそうです。ただ来年度は消費税率が10%に上がり、年号も平成から新年号へ移行していく大きな変化の年に入って行きそうです。我々もそういった時代の「兆し」をしっかりと読みながら、企業経営していかなければなりません。一年の経過するのは
あっという間です、しっかりと計画を立てていきたいものです。

兆し(きざし)

所長  古谷 玲

2018年1月30日

「平成30年の経営環境」

 平成30年は「人手不足」「オリンピックの準備」等、多くの課題を抱えてスタートしました。関西圏内も少しずつ景気感が良くなっている中、我々も大きな視点で外部環境をとらえて経営していかなければなりません。
 さて今年も日本経営合理化協会の牟田学さんが毎年出されている経営環境の四大指標を紹介したいと思います。参考にして下さい。

「公共投資」   150点 オリンピック特需が継続
「個人消費」   70点 昇給は良好、景気も好調
「設備投資」 海外50点 さまざまな分野でロボット化
       国内60点 AI化の波が押し寄せる
「住宅投資」   90点 住宅環境の洋風化すすむ

 大きく変化する外部環境に対応できるように、常に情報のアンテナを張り機会と脅威に目を向けて頑張って行きたいものです。

平成30年の経営環境

所長  古谷 玲

2017年11月29日

「経営者勉強会」

 急に寒さを感じる日が増えてきました。秋から冬に一気に季節が変わって行く中で、年末がすぐそこに見えてきています。一年間の締め括りをする師走に突入です。
巻頭の言葉でも紹介していました理念の勉強会も11月で全6回コースが無事に終了しました。おかげさまで理念について深く学ぶことができました。参加者の中には初めて理念を創られた経営者の方もあり、それぞれの課題を見つけられたようです。
 これからの時代にはこう言った内省的考察も求められるようになって来たと感じています。理念の実践にはこれで終了といったゴールもありませんので、常に深めていかなければ、と感じています。

経営者勉強会

所長  古谷 玲

2017年9月28日

「原理原則」

 暑さが少しずつ和らいできて、秋の気配を少し感じるようになってきました。今年も1/4を残すだけとなり、年末の足音が聞こえてくる季節でもあります。
 今回経営者勉強会で「経営理念」を勉強する中で、私自身も多くの学びを頂いています。その中で改めて感じる事は原理原則にしたがって経営していく事の重要性です。当たり前のことですが、理念とは「理に適った思いを貫く信念を持つ」であり、それは原理原則に沿った思いでなければならないと言う事です。
 勉強会も6回シリーズの2回が終了しました。関心のある方は途中からの参加もOKですので、一緒に「原理原則」を勉強しませんか?


経営理念

所長  古谷 玲

2017年7月25日

「経営理念」

 本格的な夏がやってきました。今年の夏は暑さがかなり厳しく、体力を試されている様に感じられます。体調管理には気を付けて行きたいと思います。
 さて会社の目的は永続性ですが、その為の目標は利益を出していく事です。またそれとは別に会社には経営理念があり、永続していく中で会社は利益追求とは別に経営理念の達成に向けて努力していきます。これは一見矛盾している様ですが、このバランスが会社の永続に繋がってきます。
 今年の秋から「経営理念」についての勉強会を6回シリーズで開催していきます。9月からの開催予定ですが、あっという間に秋はやってきます。理念に付いて興味のある方は、是非ご参加ください。

経営理念

所長  古谷 玲

2017年5月29日

「暑い夏」

 平成29年度も5カ月が経過しましたが、我々会計事務所で働く者にとっては1年の半分以上が過ぎた様に感じられます。6月は年初からの確定申告と3月末決算が無事に終了し、少し落ち着いてくる時期になります。
 さてそんな季節ですが、暑い夏の入口でもあります。今年は猛暑になりそうですが、企業にとっては季節にメリハリがある方が業績は良くなると言われています。大企業とは違い、まだまだ中小零細企業には良い流れが来ていない様に感じますが、少しでも良い要因を見つけて、業績アップにつなげていきたいものです。
 色々な意味で、これからの暑い夏を過ごしていきたいと思います。

暑い夏

所長  古谷 玲

2017年3月30日

「春」

 平成28年度の確定申告期も無事に終了し、少しホッとできる春になりました。そうしている内に桜の時期が終わり初夏に入り、一気に暑くなってきます。それまで春を楽しんでいきたいと思います。
 また春は企業でいう年度末になるので、人の移動も多くみられます。我々の顧問企業でも4月から入社を予定されている企業もあり、これから新しいスタートを切られる社員さんもおられます。
 「企業は人なり」古い言葉ですが、経営の基本と思います。人を大切にできる、良い年度初めのスタートを切って行きたいものです。

春

所長  古谷 玲

2017年1月30日 

「平成29年の経営環境」

 平成29年はトランプ大統領の登場と共にスタートしました。
   この動きが、海外諸国・日本国・大企業・中小零細企業にも
大きく影響が出てきています。我々も、大きな視点での外部環
境の変化に目を向けて、経営をしていかなければなりません。
 さて今年も日本経営合理化協会の牟田学さんが毎年出されて
いる経営環境の四大指標を紹介したいと思います。参考にされ
て下さい。

「公共投資」     100点 オリンピック特需が継続
「個人消費」       65点 景気は好調
「設備投資」   海外50点 ロボット化、工場のFA化が進む
「設備投資」   国内60点   労働時間の短縮等
「住宅投資」     80点 新しい時代を意図した住宅が盛んに

 外部環境変化に対応できるように、自社の内部を強いものに
しておくことも大切です。頑張って行きたいものです。

平成29年の経営環境

所長  古谷 玲

2016年11月29日

「海外情勢」

 一年の締めくくりの月である師走に入りました。
 毎年のことですが、一年間の短さを感じる月でもあります。

 振り返れば今年もさまざまな海外での情勢変化がありました。
リオオリンピックでの日本人選手の活躍、韓国大統領の不正疑惑、アメリカ大統領選での新大統領誕生等です。

 そう言った海外情勢が日本に与える影響も複雑になってきています。プラス面、マイナス面はありますが、我々経営者はしっかりとその情報をとらえて経営の舵を取っていかなければなりません。

 来年早々に日本国内での選挙も可能性としては有りますし、常にアンテナを張って行きたいと思います。

海外情勢

所長  古谷 玲

2016年9月29日

「AI・人工知能」

 今年もあっという間に一年の四分の三が終了しました。本年度もゴールが見えてきた感じがします。朝の夜明けも遅くなり、夜が長くなってきました。
 その秋の夜長にインターネットで検索していくのにお勧めするのが「AI・人工知能」です。意味合いは「人工的に人間と同様の知能を実現させようという試み、あるいはそのための一連の基礎技術」となります。
 最近はよく新聞やテレビでも多く取り上げられています。
 経営の視点から見ると意識しなければいけない外部環境変化かもしれません。
特に「技術的特異点」(シンギュラリティ)の検索をお勧めします。
 季節の変わり目、体調管理には気を付けてお過ごしください。

稲穂

所長  古谷 玲

2016年7月25日

「景気感」

 残暑厳しい8月に入ってきました、今年の夏も暑い日が続いております。

 また今年は2016年リオ五輪が開幕します、4年後には東京オリンピックと考えると時間の経つのは早いと感じさせられます。
 先日東京の友達と話をする機会があり、景気感について聞いてみました。
 大阪とはやはりずれがあり、これからオリンピックに向けかなり景気はよくなるとの期待感は大きく、雰囲気は良いとの事でした。
 我々大阪も、前向きにコツコツと頑張って行きたいと感じました。
 8月24日(水)夜に100回記念のフタモ会が難波の道頓堀ホテルで開催されます。
 100年企業の社長のお話を聞けるチャンスです。 
 一緒に勉強してみませんか?

海

所長  古谷 玲

2016年5月31日

「経済予測」

 五月が終わり、初夏に入ってきました。
 クールビズが定着してきましたが、余りの暑さに エアコンを入れておられるお店等も多くなってきた 様な気がします。


 さて今回伊勢志摩サミットが開かれ、その後消費税率変更が再度延期になりました。
 そこから読み取れるのは、世界経済がやや不安定な状況という事です。今月六月にアメ リカが利上げを行うと、外部環境に色々な影響を与えそうです。当然マーケット・相場は荒れる事になり、円高・ドル安は進行していきそうです。

 あくまでも予想の域ですが、外部環境による経済への影響は益々大きくなってきています。常に最悪の事態も考えておく必要もあるかも知れません。
スイカ

2016年3月30日

平成28年度

暖冬の冬も終わりを迎え、平成28年は少し早い春がやってきた様な気がします。
今年はオリンピックイヤーという事で盛り上がりそうですが、如何でしょうか?
4年後の東京オリンピックもあっという間にやってきそうな感じもします。
本年度は1月からマイナンバー制度が開始して、色々な影響で現場は少しバタバタしている感じもあります。
また消費税率の10%への移行も1年後と迫ってきましたが、再延期も噂され不安定な状況です。
アメリカ大統領選挙、中国の経済情勢、そして日本では参議院選挙が行われます。今年もですが外部環境にしっかりとアンテナを張っていかなければいけない1年になりそうです。

桜

所長  古谷 玲

2016年1月29日

「平成28年の経営環境」


平成28年は株価の下落と共にスタートしました。
中小零細企業には関係が無いようですが、大きな視点での外部環境の変化は我々の経営にも影響を与えます。
さて今年も日本経営合理化協会の牟田学さんが毎年出されている経営環境の四大指標を紹介したいと思います。参考にして下さい。

「公共投資」 150点 オリンピック特需が継続
「個人消費」 70点 ボーナスと昇給による拡大期待
「設備投資」 海外50点 インフラの整備が進む
       国内60点 ロボット化、工場のFA化が進む
「住宅投資」 70点 新しい時代を意図した住宅が盛んに

外部環境に振り回される事の無いように、自社の内部を強いものにしておくことも大切です。頑張って行きたいものです。

所長  古谷 玲

2015年11月27日

「ベンチマーキング」

今年も残すところ僅かとなってきました。
穏やかな秋の日が続いていましたが、十一月の後半から一気に寒い日が多くなっており、体調管理には十分気を付けて年末を過ごしていきたいと思います。

十月から始めていました五回シリーズの経営者勉強会も残すところ十二月の最終回を残すだけとなってきました。
今回は初めて四回目にベンチマーキングという形で、企業訪問をさせていただきました。訪問先は運送業の企業で、今現在畜産物流に特化しておられる企業です。良く勉強をされており、外部環境の機会・脅威と自社の強み・弱みをしっかりと分析されておられました。

自社以外の会社訪問は初めての方ばかりで、参加した十一名全員が新鮮な体験をさせていただき、良い勉強になったと話されていました。来年もベンチマーキングは実施したいと思っていますので、また御案内させていただきます。
寒い日が続きますが、ご自愛くださいませ。

所長  古谷 玲

2015年9月24日

「秋の勉強会」

今年はお盆明けから一気に秋めいて、残暑をあまり感じることなく秋に突入した様に思います。
季節の変わり目、体調管理が大切になってくる季節かもしれません。

今年も秋の夜長に経営者勉強会を開催します。
今回は数字から少し離れて、外部環境と自社分析を具体的にしていきながら、今後の計画書作成に向けての第一歩になればと考え開催させていただきます。
目の前の仕事から少し離れ、他の経営者の方々と大きな視点で自社について考えていきませんか?

御参加、お待ちしております

所長  古谷 玲

2015年8月7日

「人材育成」

八月に入りましたが、暑い日がまだまだ続きます。この夏も頑張って乗り切って行きたいと思っています。

今年も繁栄計画書の作成を目的に、先月から毎月研修に参加しています。参加されている企業は優良企業が多く、その中に共通の項目がいくつかあります。一つは社長さんが勉強好きであること。そしてもう一つは「人材育成」に熱心に取組んでおられることです。社員さんに対して社外においても社内においても、研修等に長い時間と費用を掛けることは本当に大変ではありますが、そういった会社がより良い会社になって行くのを改めて感じる事ができます。

中小企業は経営資源が限られています、
色んな意味で暑い夏を乗り切って行きたいと思います。

所長 古谷 玲

2015年5月26日

「マイナンンバー制度」


今年も6月に入り、本格的な夏到来になってきました。最近はクールビズが一般的となり、街中でノーネクタイが多くなる季節でもあります。
最近「マイナンバー制度」についての案内等を良く目にすることが多くなってきました。具体的には今年の10月より各世帯単位でマイナンバーが送付される形で始まります。まだ内容を知らない方も多いかもしれません。企業としては、給与関係の源泉徴収票の発行時に必要となってきます。これについては7月のフタモ会で勉強会も開催する予定ですので、是非参加されてみて下さい。
暑い日が続きますが、体調管理には気を付けて頑張っていきましょう。

所長 古谷 玲

2015年3月30日

「新学期」

平成27年度も早くも3ヶ月が過ぎ、暖かい春新学期の季節になってきました。色んな意味で気持ちの切り替えが必要となる季節です。
本年度は消費税率の10%への移行も繰延べられ、税制面での大きな変更は有りませんでした。ただ景気回復の足取りは重く、我々中小零細企業に春が訪れるのはもう少し先になるような気がします。とは言うものの気持ちの切替えは必要で、新たな心構えで4月からも頑張って行きたいと思っています。
まだ朝晩は寒い日がありますので、体調管理には気を付けて行きましょう。

所長 古谷 玲

2015年1月31日

「平成27年の経営環境」

今年は消費税が8%になり丸一年目を迎えます。大企業はともかく、中小企業にとっては消費税と円安による原材料の上昇を転嫁できず、その影響がじわじわと出てきている様に感じられます。さて今年も日本経営合理化協会の牟田学さんが毎年出されている経営環境の四大指標を紹介したいと思います。

「公共投資」
 150点 東京オリンピック等による特需
「個人消費」
 前半50点 大企業・官庁は良い
 後半70点 政府の雇用対策に期待
「設備投資」
 海外40点 日本工場の海外進出は続く
 国内60点 工場のロボット化、FA化が進む
「住宅投資」
 70点 洋風化、省エネ化が進みます

われわれ中小企業にとっても外部環境の変化は大きく影響してきます。
こう言った全体的な流れを知っておくのも重要な気がします。

所長 古谷 玲

12月号より

「師 走」

今年も一年間の締めくくりの月、師走に入りました。秋から本格的な冬の到来を感じる季節になります、体調管理に気を付けながら良い時間を過ごしていきたいと思っています。

本年度は消費税率の変更があり、外部環境が大きく変化した一年でした。来年度のもう一段の変更は延期になりましたが、その動向にはアンテナを張っていく必要があります。これについては必要に合わせて情報を提供していきたいと思っています。

これからの季節は、我々会計事務所にとって繁忙期の入り口となります。年末調整、確定申告と一気に一年間の清算がやってくると共に、新年があわただしくやってくる季節です。毎年の事ですが、気持ちを引き締めて仕事に向かっていきたいと思います。

所長 古谷 玲

10月号より

「秋の夜長」

十月に入り朝晩の気温差も少しずつ大きくなってきました。日の沈む時間が一気に早くなり、夜が長くなってきたのを感じ、やっと秋の訪れに気づいています。

その秋の夜長に経営者勉強会の初級コース(全六回)が今開催されています。そのあと十月二十九日からは応用編ということで、「キャッシュフロー」の勉強を三回シリーズで行っていきます。「勘定あって銭足らず」はなぜ起こるか?自社の中での銭足らずとは?を楽しく面白く勉強していきたいと思っています。
多くの方のご参加をお待ちしております。

朝晩寒くなりますが、体調管理には気を付けてお過ごしください。

所長 古谷 玲